ランナー寸法の拘束の設定
一般的な設計原則では、ランナー断面の最小寸法は成形品肉厚よりも 1.5 mm 以上厚い必要があります。これにより、キャビティは均一に保圧され、体積収縮は均一化されます。
ヒント:
最初に、ランナー拘束を設定しないでランナーバランス解析を実行し、次にこれらの新しい寸法の拘束を設定すると効果的な場合があります。この方法によって、過剰な拘束条件の設定を防ぐことができ、プログラムはランナー システム設計で良好な流動バランスを実現できます。
(
[選択]
)をクリックします。
ランナーをクリックして選択します。
ランナー断面が強調表示されます。
選択したランナー セクションを右クリックして、
[プロパティ]
を選択します。
ランナー ダイアログ ボックスが表示されます。同じプロパティを持つモデルのすべてのランナーを選択する必要があります。
[断面]
ドロップダウン リストで、必要なランナー断面タイプを選択します。
[形状]
ドロップダウン リストで、必要なランナー断面形状を選択します。
[寸法の編集...]
をクリックして、ランナー開始サイズまたはランナーの角度を入力します。
[ランナーバランス拘束の編集...]
をクリックします。
ここでは、ランナーバランス解析で最適なランナー サイズを決定するのに使用するランナー寸法拘束を設定できます。
[ランナーバランス拘束]
ダイアログ ボックスで
[拘束条件あり]
を選択します。
[寸法限界の編集...]
をクリックして、最小および最大のランナー直径限界を入力します。
[OK]
をクリックして、すべてのダイアログ ボックスを閉じます。
親トピック:
ランナーバランス拘束