[繊維破断パラメータ]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを使用して、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂両方における、繊維破断予測に関連するオプションを編集します。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、[繊維破断の計算]オプションを[はい]に設定し、[繊維破断パラメータ]をクリックします。

注: 選択材料は、長繊維充填材料でなければなりません。
入口のファイバー長オプション 入口位置で使用するファイバー長条件を指定します。次のオプションがあります。
  • すべてを同一の長さと仮定

    これはデフォルト設定です。

  • 長さ分布を使用

    このオプションを選択すると、[入口のファイバー長]オプションが表示されます。これをクリックして[入口のファイバー長]ダイアログ ボックスを開き、入口の長さ分布を長さと体積で指定します。

ファイバー長確率プロファイルの出力 指定したノードにおけるファイバー長確率プロファイルを出力するかどうかを指定します。次のオプションがあります。
  • いいえ

    これはデフォルト設定です。

  • はい

    このオプションを選択すると、[ファイバー長確率ノード リスト]オプションが表示されます。これをクリックして[ファイバー長確率ノード リスト]ダイアログ ボックスを開き、ファイバー長確率プロファイルを出力するノードを指定します。

繊維破断パラメータ 繊維破断計算を制御するパラメータを指定します。
  • 異方性抵抗係数(Dg)

    既定値は 3 です。

  • せん断速度定数(Cb)

    既定値は 0.002 です。

  • 確率プロファイル制御ファクター(S)

    既定値は 0.25 です。許容値の範囲は 0~1 です。

注: ほとんどのシミュレーションに対して既定の設定が有効です。このダイアログ ボックスは、繊維充填材料の流体力学を研究している専門ユーザーのために用意されています。