気泡数の密度結果

気泡数密度の結果は、解析が進行する間の成形品全体の気泡密度を示します。

この結果は、次のメッシュ タイプに関するマイクロセルラー射出成形解析から生成されます。

この結果の使用法

一定核生成モデルを選択した場合、気泡数の密度結果は成形品全体で均一になり、体積当りの発泡セル数 [体積当りの発泡セル数]の下の[プロセス設定]ダイアログ ボックスに入力した値が反映されます。

フィッティングされた古典的気泡核生成モデルを選択した場合、解析終了時の成形品の任意の領域の気泡数が予測されます。このモデルは、発砲ガスの性質と体積、ポリマー特性、局部温度、および圧力に左右されます。

気泡数の密度はなるべくなら、成形品のコア層領域全体で非常に均一であるべきです。領域に気泡がほとんどない場合、気泡ガス(SFC)が不十分か、圧力が十分に減少して気泡が成長する前に成形品が固まった可能性があります。

注: Midplane または Dual Domain メッシュ タイプのモデルの場合、気泡数密度の結果は、ソルバー パラメータで指定した[プロファイル結果の数]が 0 より大きい場合にのみ使用できます。

出力するプロファイル結果の数を指定するには、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、必要な場合は[次へ]をクリックして[充填+保圧設定]ページにアクセスします。 [アドバンス オプション]をクリックし、[ソルバー パラメータ][編集]をクリックしてから、[中間出力]タブを選択して、プロファイル結果の数がゼロより大きいことを確認します。

確認事項

この結果と併せて気泡サイズ結果を確認することができます。

  • 圧力の低い領域のみに発泡セルがある場合、発泡剤が不足していることを意味します。発泡剤の濃度を増やすことを検討してください。
  • 充填完了時のみに発泡セルがある場合は、発泡剤が不足していることを意味します。発泡剤の濃度を増やすことを検討してください。