フロー フロントの合流部は、成形品の弱点になることがあります。[ウェルド サーフェスの形成(3D)]結果は、これが生じる成形品の肉厚で表したものです。
ウェルド サーフェスは成形品の構成と射出位置に応じて、充填過程のどの段階でも形成できます。そのため、[ウェルド サーフェスの形成(3D)]結果は時系列でアニメーション化することができます。
この結果は、ウェルド サーフェスが最初に形成される箇所を示し、ウェルド ライン結果に似ています。
結果がウェルド ラインと同じ入射角に基づく一方で、その 3D 特性のため、ノードにフィードされる四面体要素の数とアスペクト比などの要素、およびフロー フロントの放物特性を、ウェルド サーフェスを割り当てる前に考慮する必要があります。
ウェルド サーフェスを正しく調査するには、次のいずれか 1 つ以上が必要になることがあります。
変更を有効にするには、解析を再実行する必要があります。
成形品の表面へのウェルド サーフェスへの影響によって、完成品の外観に影響が及ぶことがある一方で、ほとんどの場合、ウェルド サーフェスから成形品の肉厚までの位置と範囲が構造的な強度に影響を及ぼします。