[DOE ビルダー]ダイアログ ボックスの[実験]タブを使用して、実行する実験計画法(DOE)解析を指定します。
実験設計 | 説明 |
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単一変数 | この実験では、成形品品質を定義する基準セットへの単一の変数の影響を計算します。選択した成形プロセスおよび解析順序に基づく、[変数]タブの一覧から変数を選択します。基準セットは、[品質基準]タブから選択します。結果は、選択した変数が選択した各品質基準に与える影響を XY プロットで示します。この解析は、特定の単一の変数のみを確認する場合に使用することを推奨します。 |
変数の影響(Taguchi) | この実験は、Taguchi モデルを使用して、複数の変数が成形品品質を定義する基準セットに与える影響を格付けします。選択した成形プロセスおよび解析順序に基づく、[変数]タブの一覧から変数を選択します。基準セットは、[品質基準]タブから選択します。結果は、選択した品質基準の DOE ログ内の一覧で、選択した各変数がその基準に与える影響をパーセントで示します。この解析は、成形品の品質に最大の影響を与える変数を特定する必要がある場合に使用することを推奨します。 |
変数の応答(面心立方) | [変数の応答]解析は、フェイスセンタード コンポジット デザイン(面心中心複合計画)を使用して、成形品品質を定義する基準セットと入力変数間の非線形相互作用を確認します。選択した成形プロセスおよび解析順序に基づく、[変数]タブの一覧から変数を選択します。基準セットは、[品質基準]タブから選択します。結果は、選択した入力変数に対する、選択した各品質基準の感度を示す、応答曲面プロットで示します。この解析には、多数の実験が必要となります。 |
変数の影響、次に応答 | この解析は、スクリーニング方法として Taguchi 解析を実行して、全体の品質に対する入力変数の重要性を格付けします。次に、品質に大きな影響を与える変数をファクトリアル解析で使用します。選択した成形プロセスおよび解析順序に基づく、[変数]タブの一覧から変数を選択します。基準セットは、[品質基準]タブから選択します。この解析は、成形品の品質に大きな影響を与える変数に対する、選択した品質基準の感度を確認するために広範なテストを実行したいが、どの変数が大きな影響を与えるかが分からない場合に使用することを推奨します。 |