第 2 コンポーネントのオーバーモールディング用プロセス コントローラ ダイアログ ボックス: 温度制御タブ

[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング用プロセス コントローラ]ダイアログ ボックスの[温度制御]タブは、オーバーモールディング解析の第 2 コンポーネント段階の温度制御に関連する入力の既定値を指定するために使用します。

一般設定

樹脂温度
樹脂がキャビティに流入開始時の、溶融樹脂または樹脂の温度。

これが入力ボックスの場合は、適切な樹脂温度を入力します。

注:
  • モデルにランナー システムがある場合、これはランナー システム入口の樹脂温度です。モデルにランナー システムがない場合、これはゲート出口の樹脂温度です。
  • 樹脂温度を、転移温度より低い値に設定することはできません。
雰囲気温度
雰囲気温度は射出成形を実施する現場の平均雰囲気温度を設定する必要があります。

雰囲気温度の既定値は 25℃ です。

この値を現場の平均雰囲気温度に合うように変更できます。この新しい値は、解析順序を通して使用されます。プログラムは雰囲気温度値を使用して基準ストローク体積を計算します。これはキャビティ体積に雰囲気温度での材料密度と溶融温度での密度の比率を掛けて求めます。