ヒーター(3D)ダイアログ ボックス

[ヒーター(3D)]ダイアログ ボックスを使用して、ホット ランナーの加熱要素のシミュレーションを設定します。このダイアログ ボックスにアクセスするには、加熱要素四面体を選択して右クリックし、ドロップダウン メニューから[プロパティ]を選択します。

ヒーター要素(3D) コメント
ヒーター制御 このシミュレーションの実行では、ヒーター要素は温度設定、または熱量 (または熱流束) 設定によって制御できます。実際の金型に最も一致したオプションを選択し、適切な値を入力します。
熱の仕様 ヒーター制御に[熱]オプションを選択した場合に使用できます。

熱指定の方法を選択します: 熱流束またはヒーター定格

一定熱流束 熱仕様に[熱流束]を選択した場合に使用できます。Wm² で一定熱流束値を入力します。

熱流束センサーは、2 つの熱電対列間の温度勾配を測定して、単一方向の熱伝達を測定します。熱流束は、記録された差動電圧に比例します。一定した熱流束では、一定した熱伝達となります。

総熱量 熱仕様に[ヒーター定格]を選択した場合に使用できます。kW で要素の総発熱量を入力します。

ソルバーは、ヒーター要素またはヒーター カートリッジの総表面積を計算します。総表面積と総熱価に基づいて、ヒーター要素の熱流束が計算されます。ソルバーは、それを流束境界条件として使用します。

名前 デフォルト設定を変更して、他の解析でもこれらの設定を適用する場合は、今後のスタディで選択できるように、変更に一意の名前を付けて保存します。
このプロパティを共有するエンティティのすべてに適用 これらの設定をすべてのヒーター要素に割り当てる際に、すべてのヒーター要素四面体をまだ選択していない場合、このオプションをチェックして、変更をすべてのヒーター要素に自動的に割り当てます。