せん断弾性率(マイクロセルラー)結果

せん断弾性率は、剛性率とも呼ばれ、接線応力によって発生する変化を表し、材料の「剛性」の指標となります。

メッシュ タイプ:
次を含む解析順序:

気泡自体が材料の機械的特性に影響を与えるため、このマイクロセルラー結果を生成するために繊維充填材料は必要ありません。

ヒント: これらの結果は既定では表示されません。これらの結果を表示するには、 ([結果]タブ > [プロット]パネル > [新規プロット])をクリックし、[利用可能な結果]リストからそれらを選択します。

この結果の使用法

せん断弾性率は機械的特性値です。この機械的特性の分布が構造解析で使用され、応力解析においてその機械的強度評価が行われます。

このせん断弾性率(マイクロセルラー)結果はラミネートに基づく結果です。各ラミネートのせん断弾性率は、既定のコンター プロットをアニメーション化することで確認できます。この場合、肉厚方向表示位置上に結果がアニメーション化されます。これらの結果を調べると、せん断弾性率分布の詳細が確認できます。

ヒント: ([結果]タブ > [プロット]パネル > [新規プロット])をクリックして、この結果を XY プロットまたはパス プロットとして作成すると、モデル形状に関連した、または特定の要素のせん断弾性率を確認できます。

確認事項

  • この結果は、気泡の体積分率が大きくなるにつれて、引張弾性率(マイクロセルラー)に近づきます。
  • せん断弾性率(マイクロセルラー )は、成形品全体において大幅に変化するべきではありません。