[ソース電流密度]結果は、実際の誘導コイル自体の電流のプロットです。誘導加熱を生じさせる入力電流を示します。
この結果は、既定ではスタディ タスク ペインに表示されません。代わりに、解析の実行後、 ( )をクリックして、新しいプロットとして作成できます。ソース電流密度は、[利用可能な結果]に表示されます。
このプロットは、大きさを示すベクトルの長さと色でソース電流の方向を示すベクトル プロットです。図 1 は、切断平面の結果プロットで、10Hz でコイルを循環した 200 アンペアの入力電流の結果の、誘導コイルの交流ソース電流密度の例です。 コイルの交流ソース電流により、コイル周囲に交番磁界が生じます。
図 1: コイルの交流ソース電流密度
入力境界条件を電流に設定すると、プロットには、誘導コイルの電流の方向が表示されます。これにより、電流がコイルの形状に正確に従っていることを確認できます。境界条件を電位に設定すると、この結果には、誘導コイルで生じる電流が表示されます。
プロットが予想どおりに表示されない場合は、モデリング エラー、または不適切な問題の仕様を確認します。