この製品では、Midplane、Dual Domain、および 3D ソリューションで利用できる材料に関する情報量に応じて、複数の収縮モデルを使用できます。
次のオプションを利用できます。
- 収縮モデル(Midplane および Dual Domain)
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- 未補正残留応力
- このオプションは、材料に利用可能な収縮データがない場合に選択します。その場合、充填+保圧解析では、成形品内の残留応力値は、成形サイクルの流動履歴および熱履歴に基づいて予測されます。
- 補正済み残留金型内応力(CRIMS)
- 材料の収縮テストが実施済みの場合、このオプションが既定になります。このモデルは、実際にテストされた収縮値と充填+保圧解析予測値との相関をとることで取得するため、最も高精度です。
- 残留歪
- このオプションは、、CRIMS モデルでは材料の収縮挙動が適切に表現できない材料に対して選択します。
- 収縮モデル(3D)
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- 一般収縮モデル
- このオプションが既定です。現在、すべての熱可塑性プロセスと熱硬化性プロセスがサポートされています。
- 未補正残留応力
- このオプションでは、現在すべての熱可塑性プロセスがサポートされています。このオプションを使用すると、3D 反り解析で金型内残留応力結果が生成されます。
注: このモデルを選択して実行すると、解析ログに次のメッセージが表示されます。
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残留応力計算: オン: 流動セクション領域
- [残留応力モデルを使用します] - [ワープ]セクションの下に表示。