正確な型締力予測のためのモデル方向の変更

成形品設計の成形プロセスにおける型締力の影響を正確に計算するには、モデルの向きが適切であることを確認する必要があります。型締力の方向は座標軸の +Z 方向です。型締力が +Z 方向に働くようにモデルの向きを設定していない場合は、モデルを適切な向きに回転する必要があります。



注: X、Y、Z 平面でモデルの向きを適切に設定するには、金型の型開閉方向を把握する必要があります。
  1. [レイヤー]ペインで、ノードが表示されていることを確認します。
  2. [ビューア]ツールバーの[選択] [選択]をクリックして、モデルの周りに長方形を描き選択します。
    モデル全体が選択されていることを確認します。
  3. [回転] ([形状]タブ > [ユーティリティ]パネル > [移動] > [回転])をクリックします。
  4. 既にモデル全体を選択しているので、[選択]ボックスには、ノードと要素番号を示す長いリストが表示されています。
  5. [軸]ドロップダウン リストから、モデルを回転する際に中心とする軸を選択します。
  6. 選択した軸を中心にモデルを回転する[角度] を入力します。
  7. [回転]を選択していることを確認します。
  8. [適用][閉じる]の順にクリックします。