キャビティ/コア側の設定

このオプションは、充填+保圧解析の温度境界条件に関連しています。

既定では、充填 + 保圧解析は Midplane 要素の両側がプロセス設定の充填/充填 + 保圧設定で指定した金型表面温度値であることを前提とします。このオプションは、アドバンス オプションの[金型温度制御]設定と組み合わせて使用することで、選択された Midplane 要素の各側に異なる金型表面温度を割り当てます。 次の設定を利用できます。

表側 ＝ キャビティ; 裏側 = コア、または表側 = コア; 裏側 = キャビティ

Midplane 要素がキャビティとコアの両方に接触している場合は、これらのオプションの 1 つを選択します。アドバンス オプションのコア側およびキャビティ側の金型温度値は選択した要素に割り当てられ、プロセス設定のグローバル金型表面温度値よりも優先されます。

表側 ＝ キャビティ; 裏側 = キャビティ、または表側 = コア; 裏側 = コア

Midplane 要素が、リブのように、キャビティとコアのいずれかにのみ接触している場合は、これらのオプションの 1 つを選択します。アドバンス オプションのコア側またはキャビティ側の金型温度値は選択した要素に割り当てられ、プロセス設定のグローバル金型表面温度値を上書きします。

局部金型表面温度

現在選択されている要素に金型表面温度を直接割り当てる場合は、このオプションを選択します。これらの温度値は、プロセス設定のグローバル金型表面温度値、およびアドバンス オプションのコア側およびキャビティ側の金型温度値を上書きします。

注: 上で引用した[金型温度制御]設定にアクセスするには、プロセス設定ウィザードの[充填/充填 + 保圧設定]ページの[アドバンス オプション]をクリックし、[プロセス コントローラ]オプションに関連付けられた[編集]ボタンをクリックして、次に[温度制御]タブをクリックします。

注: 各要素の表側と裏側は、要素の表裏方向によって定義されます。これは、([メッシュ]タブ > [メッシュ診断]パネル > [方向])を使用して表示することができます。