プロセス設定ウィザード ダイアログ ボックス: 圧縮設定

プロセス設定ウィザードのこのページは、選択した解析順序に対して、圧縮に関連する設定を指定します。

このページにアクセスするには、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[次へ]をクリックして[圧縮設定]ページを表示します。

このダイアログ ボックスに表示されるオプションは、中立面または 3D モデルを実行するかどうかによって異なります。

ダイアログ ボックスのウィジェット コメント

[圧縮方向](3D のみ)

圧縮の方向を指定します。次のオプションがあります。
-Z
これは既定の設定です。圧縮は負の Z 方向です。
+Z
圧縮は正の Z 方向です。

プレス オープン距離

射出圧縮成形プロセスで、射出開始時のプレスの初期静止位置から、金型の固定側部分と可動側部分との間の空隙間隔が最終的な成形品の肉厚と等しくなった時点のプレスの位置までの距離を指定します。

[プレス待機時間](中立面のみ)

圧縮したプラスチックの圧縮に移動する前に静止したままにするには、プロセスの開始時間を指定します。

[プレス圧縮開始](3D のみ)

プレス圧縮の開始タイミングを指定します。次のオプションがあります。
保圧完了時
これは既定の設定です。プレス圧縮は、保圧完了時に開始します。
時間による
プロセス開始を基準とした継続時間として、プレス圧縮開始時間を指定します。
充填体積%による
プレス圧縮の開始前に充填されるキャビティ体積のパーセンテージを指定します。
ラム位置による
プレス圧縮の開始前にラムが移動する距離を指定します。

プレス圧縮時間

圧縮プレスが移動して、樹脂を圧縮する継続時間を指定します。プレス圧縮時間終了後、プロセス完了までプレスは静止状態となります。

[プレス速度上限](3D のみ)

プレス圧縮力の最大値を指定します。

最大プレス圧縮力

プレス圧縮力の最大値を指定します。

プレス圧縮速度 VS 距離(Z 軸に沿った圧縮)

圧縮プレスは、段階的に距離を移動します。各増分において、プレスは一定速度で移動します。各増分の距離と速度を入力します。

パックした後の閉じる射出位置(中立面のみ)

保圧過程終了後(保圧/保持制御設定により制御)、射出位置は開いたまま、または閉じることができます。保圧過程終了時に射出位置を閉じる場合は、このチェック ボックスを選択します。

フォースをコントロールするスイッチ(3D のみ)

プレス力制御が開始される時間を指定します。次のオプションがあります。
圧縮開始時
プレス力制御は、圧縮過程の開始時に開始します。射出保圧プロファイルが終了する前に圧縮しに達した場合、フォースをコントロールするスイッチは、保圧プロファイルが完了し、射出位置が閉じられるまで遅延されます。
プレス力が圧縮力上限に到達時
これは既定の設定です。プレス力制御は、圧縮力が指定した最大値に到達すると開始します。
充填ノード % による
プレス圧縮の開始前に充填されるノード体積のパーセンテージを指定します。
時間による
プロセス開始を基準とした継続時間として、プレス力制御の開始時間を指定します。

プレス力制御に切り替え後の圧縮力(3D のみ)

プレス力制御の圧縮力と持続時間を指定します。次のオプションがあります。
切り替え時の値を基準とする相対値
これは既定の設定です。[値の編集]をクリックし、プレス圧縮力の各相対値の継続時間を指定します。
絶対値
[値の編集]をクリックし、プレス圧縮力の各絶対値の継続時間を指定します。

アドバンス オプション

解析のアドバンス オプションを表示します。