ジョブ マネージャの Linux コマンド ライン制御

Linux マシンのユーザはコマンド ラインから特定のジョブ マネージャ機能を制御することができます。

[ジョブ マネージャ]の開始、停止方法は、シンクライアントまたはワークステーションのバージョンをインストールしているかどうかに応じて異なります。 [ジョブ マネージャ]はインストールされているバージョンを自動的に判定し、要求されたソルバーを実行する前に、判定に応じた環境変数を設定します。

2 つのバージョンに応じた環境設定ファイルが次の場所にあります。

ワークステーション: /etc/opt/Autodesk/ami {YYYY}-{RR}

シンクライアント: $INSTALLATION/mfclient.env

これらの 2 つのファイルには複数の値=変数の設定が含まれており、これらを変更するのは経験豊富な管理者のみが行ってください。

ワークステーション

次のように、コマンド ラインを使用して、コントロール スクリプトを呼び出します。

/etc/init.d/dssp_jobserver {option}

ここで、{option}は次のいずれかです。

オプション 効果
start

ジョブ マネージャを起動します

stop

ジョブ マネージャを停止します

status

ジョブ マネージャが実行しているかどうかを問い合わせます

restart

ジョブ マネージャを停止し、再起動します。このコマンドは、環境設定ファイルの再読み込みを強制する必要がある場合に便利です。

既定では、ジョブ マネージャは、実行レベル 2、3、4、5 の場合には自動的に起動するように設定されます。つまり、コンピュータが再起動されたときは、ジョブ マネージャも自動的に再起動されます。

シンクライアント

シンクライアントのジョブマネージャは、選択したインストール フォルダ($INSTALLATION)の子フォルダにインストールされます。 次のように、ジョブ マネージャを起動します。

$INSTALLATION /autodesk-dssp-20YY-thinclient-XXX/bin/dssp_jobserver

ヒント: 既定では、ジョブ マネージャ(dssp-jobserver)はデーモンとして実行されます。これはそのプロセスをバックグラウンドに分岐して直ちにシェルに戻ります。バックグラウンド プロセスとして実行されているジョブ マネージャを停止するには、killall dssp_jobserver または kill 'pidof dssp_jobserver' を使用して直ちに停止します。

ジョブ マネージャがバックグラウンドに分岐しないようにするには、コマンド ラインで次のように入力します。

$INSTALLATION /autodesk-dssp-20YY-thinclient-XXX/bin/dssp_jobserver run

ヒント: このように実行するには、コマンド ラインで Ctrl-C を使用してジョブ マネージャを終了します。