領域内の四面体(3D)メッシュ密度の変更

[四面体の再メッシュ]ツールを使用すると、モデルの四面体(3D)要素のうち、選択したものの密度を変更できます。

  1. [四面体の再メッシュ] [メッシュ]タブ > [メッシュ修復]パネル > [四面体の再メッシュ]をクリックします。
  2. 目的の[選択]オプションを指定して、再メッシュする四面体要素を選択します。次のようなオプションがあります。
    アクティブ レイヤーの全四面体を再メッシュ
    モデルのリージョンを明示的に選択することなく、現在のアクティブ レイヤーにあるすべての四面体要素を再メッシュできます。このオプションは、さまざまなメッシュ設定を繰り返しテストする場合のように、再選択に時間がかかるメッシュのセクションを最適化する際に使用します。必要に応じてモデル エンティティ選択ツールを使用し、個別のメッシュ要素やメッシュのリージョンを選択して、これらを新しいレイヤーに割り当てます。
    注: 東アジア系文字セットをインストールしたコンピュータを使用している場合は、このオプションを既定の選択方法とします。このオプションが必要な理由は、処理速度に関する問題があるからです。この問題は、東アジア系文字セットをインストールした環境でのみ発生します。
    リージョンの選択
    現在のレイヤーにある特定リージョンを選択できます。このリージョンを構成する要素は、1 つの四面体要素でも複数の要素でもかまいません。このモデル エンティティ選択ツールを使用して、個別のメッシュ要素やメッシュのリージョンを選択できます。
  3. 再メッシュする領域の[肉厚方向の目標要素数]を設定します。領域の肉厚方向の解析結果で高い精度を得るには、既定の 6 より大きい値を指定します。
  4. 目的の [サーフェス] オプションを指定して、サーフェスの再メッシュ方法を選択します。次のようなオプションがあります。
    サーフェスを再メッシュしない
    サーフェス メッシュを改良しないようにします。このオプションは、[肉厚方向の目標要素数]は改良するが、サーフェス メッシュの細度は変更しない場合に使用します。
    エッジ長でサーフェスを再メッシュ
    サーフェス メッシュの改良度を指定できます。このオプションは、モデルのサーフェス全体の解析結果の精度を改良する場合に使用します。肉厚方向のメッシュを改良しない場合は、[肉厚方向の目標要素数]を既定値の 6 のままに設定します。
    ヒント: 既存の要素のエッジ長を確立するには、[測定] [測定]ツールを使用します。
  5. [選択オプション]を指定して、モデルの再メッシュ対象領域にモデル プロパティを割り当て可能にします。
  6. [適用]をクリックします。