ビームの長さ/直径比診断を使用して、モデル内のすべてのビーム要素の長さ/直径比の診断プロットを表示します。
チャンネルに関するビーム要素の最適な長さ/直径比は 2.5 です。長さ/直径比は非常に小さく、解析のソルバー収束警告となります。長さ/直径比が高すぎると、ソルバーが収束に関する警告を出力して、解析精度が低下する可能性があります。
この診断にアクセスするには、
()をクリックします。
[表示]をクリックし、[診断ナビゲータ]を開き、結果を視覚的に表示します。[診断ナビゲータ]がリボンの一番右側に表示されます。潜在的な問題がある次の要素に移動するには、矢印をクリックします。
ダイアログ ボックスの要素
- 最小
- 診断結果に含む、長さ/直径比の最小値を入力します。
ヒント: 一般的に、チャネルの要素に最適な長さ/直径比の値は 2.5 です。長さ/直径比の値はこの値よりも小さい値をチェックする必要があります。
- 最大
- 診断結果に含む、長さ/直径比の最大値を入力します。
注: 一般的に、チャネルの要素に最適な長さ/直径比の値は 2.5 です。長さ/直径比の値はこの値よりも小さい値をチェックする必要があります。
- メッシュ/モデルの表示
- 診断結果のみを表示するか、診断結果と一緒にモデルを表示するかを指定します。
- 診断レイヤーに結果を表示
- 他のレイヤーから分離したレイヤーのメッシュ/サーフェス診断結果を保存するかどうかを指定します。このオプションを選択した場合、診断コマンドにより、診断レイヤーが存在しない場合は自動的に作成されます。
- 表示エンティティに制限
- このオプションをオフにして診断プロットを表示すると、関連するすべてのエンティティに対して診断チェックを実行します。モデルを変更する度に、表示される診断プロットは自動更新されます。大規模なモデルで、モデルを変更する度に診断プロットを自動更新すると、特に要素のオーバーラップまたは交差を修正するメッシュの編集に要する時間が大幅に長くなります。
このオプションをオンにすると、表示エンティティのみに対して診断チェックを実行します。モデルで確認する領域のみを表示して、その他の部分を非表示にすることで、プロットの更新速度と作業効率性が向上します。
通常、[診断レイヤーに結果を表示]と組み合わせて使用する[表示エンティティに制限]を選択し、[表示]をクリックします。[診断結果]レイヤーの問題のある要素は、レイヤーを展開します。問題のある要素をクリーンアップして、メッシュ編集ツールで[適用]をクリックする度に、表示要素でのみ診断が再計算されます。