このダイアログ ボックスは、「成形品インサート」タイプの要素またはリージョンのプロパティを編集するために使用します。
既存のモデル エンティティのプロパティを編集するために、このダイアログ ボックスにアクセスするには、「成形品インサート」タイプの要素またはリージョンを少なくとも 1 つ選択し、
()を選択するか、[Alt]+[Enter]キーを押すか、右クリックして[プロパティ]を選択します。
このダイアログ ボックスで定義したプロパティ値セットは、[名前]ボックスに表示される名前でプロパティ セットに保存されます。さらに、モデルの関連エンティティにプロパティ値を適用するオプションが選択できる場合もあります。
ダイアログ ボックスの要素
- このフィーチャーの材料
- ドロップダウン メニューを使用して、樹脂または金属からフィーチャーを作成するかを選択します。目的のキャビティ形状や冷却効果を得るために使用する、成形品に装填するタイプ、または成形後に成形品に押し付けるタイプのインサート ブロックにはプラスチック材料以外(一般に金属)を用いることができます。
[選択]をクリックして、選択した項目の特性を編集します。
- 肉厚
- 選択した要素で表現するモデル領域の厚さを指定します。
要素の厚みを入力します。
- 初期温度
- 成形品インサートを金型内に配置するときの初期温度を指定します。既定値は雰囲気室温ですがこの値を変更して、金型に挿入する前に加熱したインサートのシミュレーションなどを行うことができます。
- 偏心(反り解析、応力解析のみで使用)
- Midplane モデルでは、成形品の肉厚方向の中央線は成形品全体で一定であると仮定します。偏心オプションにより、中央線に対してオフセット値を指定できます。
- 反り計算から除外
- 選択した成形品表面要素を反りの計算から除外する場合、このオプションを選択します。
- 名前
- このダイアログ ボックスで定義した一連のプロパティ値は、[名前]ボックスに表示される名前でプロパティ セットに保存されます。既定をそのまま使用する、または異なる名前を入力することができます。