ノードの挿入ツール

[ノードの挿入]コマンドを使用して、新しいノードを挿入することで、既存の三角形、四面体またはビーム要素をより小さな要素に分割します。

このツールを使用するには、([メッシュ]タブ > [メッシュ編集]パネル > [ノードの挿入])をクリックします。

このダイアログ ボックスの[入力パラメータ]セクションで、新規ノードを作成するかを指定します。

新たに作成されるノードを挟むノードを選択するか、分割する要素を選択します。

このダイアログ ボックスの[選択オプション]セクションで、フィルターを使用するのかを選択し、使用する場合はフィルターのタイプを選択します。

注: メッシュ修復ツールの多くは、ノードの選択や操作に関係したものです。[レイヤー]ペインで、必要なレイヤーを有効にして、成形品内のノードを表示可能または選択可能にしてください。

ダイアログ ボックスの要素

ウィジェット	説明
三角形エッジの中点	このオプションでは、既存の三角形要素エッジの 2 つのノードの中間点にノードを挿入します。
三角形の中心	このオプションを選択して、既存の三角形要素の中心にノードを挿入します。
四面体の中心	このオプションを選択して、既存の四面体要素の中心にノードを挿入します。
ビーム要素の中央	このオプションを選択して、既存のビーム要素の中心に新しいノードを挿入します。 ビームを選択して、操作の終了時に必要な分割数を選択します。既定では、分割数は 2 です。たとえば、5 分割を選択すると、4 つの新しいノードが追加され、1 つのビームが 5 つのより小さいビームになります。 注: ビームに基本となる曲線がある場合は、新しいノードは元の曲線上に作成されます。ビームに基本となる曲線がない場合は、新しいノードは曲線上ではなく直線上に作成されます。 注: 新しいビーム要素には、元のビームと同じプロパティがあります。
選択完了時に自動適用	このオプションを選択した場合、[適用]ボタンをクリックする必要はありません。選択を終えた直後に変更内容が自動的に適用されます。

指定:

モデル エンティティの作成とプロパティの割り当てが同時にできます。

例:

• カーブを作成して、それにランナー プロパティを割り当てる。
• リージョンを作成して、それに成形品表面プロパティを割り当てる。

モデル エンティティとして作成するオプションが選択できる場合があります。この場合は、プロパティは割り当てられません。このオプションは、たとえば、カーブを作成してリージョンを構築する場合に適しています。リージョンに対してはプロパティを割り当てる必要がありますが、カーブにはプロパティを割り当てる必要はありません。

ヒント: エンティティのプロパティを変更するには、[変更]をクリックします。

フィルター

フィルターは、目的のモデルまたはメッシュ エンティティを選択する場合に役立ちます。フィルターを使用すると、ポインタは指定したエンティティにスナップします。