3D モデルのオーバーフロー ウェルのモデリング

オーバーフロー ウェルとは、樹脂をガスで置換するための 2 番目のキャビティで、これにより、成形品のより深くまで浸透できます。

  1. [成形プロセス] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[ガスアシスト成形]を選択します。
  2. CAD システムで成形品とオーバーフロー ウェルのモデリングを行い、モデルをインポートして四面体メッシュを生成します。オーバーフロー ウェル要素を選択し、[割り当て] ([メッシュ]タブ > [プロパティ]パネル > [割り当て])をクリックし、[プロパティの割り当て]ダイアログ ボックスで[新規] > [オーバーフロー ウェル(3D)]を選択します。 または、オーバーフロー ウェル(ビーム)のプロパティを設定して、3D モデルでオーバーフロー ウェルのモデリングを行うことができます。
  3. オーバーフロー ウェルのプロパティを指定するには、オーバーフロー ウェル要素を選択して右クリックし、[プロパティ]を選択します。 選択した要素タイプのオーバーフロー ウェル プロパティのダイアログ ボックスが開きます。
    1. 3D およびビーム オーバーフロー ウェルに対して、[オーバーフロー ウェル プロパティ]タブでオーバーフロー ウェルの厚みと直径をそれぞれ指定します。
    2. オーバーフロー ウェルにバルブ ゲートを割り当てるには、[バルブ制御]タブを選択して、[編集...]をクリックしてバルブ制御方法を選択します(通常、ガスアシスト成形の場合は [時間])。次に、[設定の編集...]をクリックしてバルブ ゲートの開閉時間を設定します。[OK]を 2 回クリックして、バルブ制御関連のダイアログ ボックスを閉じます。
    3. オーバーフロー ウェル プロパティの編集が完了したら、[OK]をクリックして、プロパティのダイアログ ボックスを閉じます。
注: ガスアシスト成形解析は、Midplane および 3D メッシュ タイプでのみサポートされます。