反り解析の開始時に、解析される成形品は、成形品変形の測定開始位置となる平面に自動的に拘束されます。この平面はアンカー平面として定義されます。ポスト プロセスの際に、任意のアンカー平面を基準にして反り変形結果を表示できます。
注: 反り解析結果を表示する際には、アンカー平面の位置を慎重に検討してください。アンカー平面から離れた領域では、面外収縮にのほかに面内収縮部分も、計算した変位量に含まれる場合があります。
ヒント: 反り解析結果の表示では、成形品上でアンカー平面の各ノードをドラッグして、アンカー平面を更新できます。
ヒント: [Shift]キーを押したまま、マウスでクリックしてカーソルを上下にドラッグすると、アンカーのアイコン(



)のサイズを変えることができます。
ヒント: Midplane モデルまたは Dual Domain モデルのアンカー平面を表示するには、[プロット プロパティ]ダイアログ ボックスの[変位量]タブで、[アンカー平面の表示]を選択します。このオプションは 3D モデルでは使用できません。
ヒント: 最新のアンカー平面の移動距離が[反り表示ツール]ダイアログ ボックスに表示されます。指定した変位距離で移動距離を増やすには、[適用]をクリックします。