プリフォーム(3D) - プリフォーム プロパティ ダイアログ ボックス

[プリフォーム(3D)]ダイアログ ボックスの[プリフォーム プロパティ]タブは、プリフォーム材料の空隙率と浸透率を定義するために使用されます。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、モデル上でプリフォーム要素を選択して、([形状]タブ > [プロパティ]パネル > [編集])をクリックするか、右クリックして[プロパティ]を選択して、次に[プリフォーム プロパティ]タブを選択します。[プリフォーム(3D)]ダイアログ ボックスを開くには、[編集]をクリックします。

ダイアログ ボックスの要素

ウィジェット 説明

プリフォームの空隙率と浸透率(3D)

最適な結果を得るには、複数のデータを指定する必要があります。

空隙率(Phi)

空隙率は、キャビティ内のプリフォームの空隙密度を表します。空隙率は、キャビティに樹脂が充填される前の体積に対する空隙体積の比率で定義されます。空隙体積は、キャビティ体積から繊維強化材の占める体積を引いたものと等しくなります。

3 つの主方向(K11、K22、K33)の浸透率

浸透率とは、流体が多孔性の媒体を通過する能力です。浸透率が高いほど、流体は媒体をより容易に通過します。RTM および SRIM プロセスでは、浸透率は繊維マットのネットワーク構造によって異なります。3D では、3 つの主方向の浸透率の値によって表されます。

参照肉厚

空隙率と浸透率が測定されるパーツの厚さです。