このコマンドは Autodesk Nastran In-CAD for Inventor のみに適用されます。SolidWorks 内では使用できません。
薄いボディは、1 つの寸法が他の 2 つの寸法に比べて小さい 3 次元の構造コンポーネントです。シェル要素を使用して薄いボディをモデリングすることをお勧めします。このようにすると、より正確な結果が得られます。典型的には、正方形のプレートの場合、プレートの厚さと辺の長さの比が 0.05 未満であるときはシェル要素を使用することをお勧めします。ただし、これはジオメトリや、適用された荷重の性質などによって変わることがあります。[薄いボディを検索]コマンドは、薄いとみなされたボディを選択します。ただし、モデルによっては、より多くのボディが選択に含まれるように(または自動的に選択されたボディの一部が除外されるように)、選択内容を変更できます。In-CAD では、薄いソリッドを自動的に検出するために、次のような特定の基準が使用されています。
入力したボディの長さ/直径比が 20 を超える場合、そのボディは薄いコンポーネントとみなされ、[薄いボディを検索]コマンドをクリックするとハイライト表示されます。
[準備]
[薄いボディを検索]をクリックします。薄いボディが検出された場合は、ポップアップ メッセージが表示され、中間サーフェスを生成するかどうかを尋ねられます。
ジオメトリの変更が原因でフィーチャの一部が失われたことを示す別のポップアップ メッセージが表示されることがあります。
次の図は、[薄いボディを検索]コマンドの使用前と使用後の CAD モデルを比較したものです。左側のソリッドばねが右側の中間サーフェスばねに置き換えられています。