Revit プラットフォーム API には、プロジェクトに 1 つまたは複数の要素を配列するための LinearArray と RadialArray の 2 つのクラスがあります。これらのクラスには、選択した 1 つまたは複数のコンポーネントの直線配列や円形状配列を作成するための静的メソッドがあります。直線配列は 1 つの点から延びる線分に沿って作成される配列となり、円形状配列は円弧に沿って作成された配列になります。
たとえば、配列を使用すると、同一の壁に配置されているドアと窓を選択し、その後、ドア、壁、窓の機能の複数のインスタンスを作成できます。
さらに、LinearArray と RadialArray には、グループ化したり関連付けたりすることなく、1 つまたは複数の要素を配列するためのメソッドも用意されています。要素を配列するための Create()メソッドに似ていますが、配列された要素は互いに独立しており、他の要素に影響を与えることなく操作できます。直線配列や円形状配列を作成するのに使用できるメソッドの詳細については、次の表を参照してください。
表 22: LinearArray メソッド
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メンバー |
説明 |
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Create(Document, View, ElementId, int, XYZ, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の 1 つの要素を指定した数で配列します。 |
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Create(Document, View, ICollection<ElementId>, int, XYZ, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の一連の要素を指定した数で配列します。 |
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ArrayElementWithoutAssociation(Document, View, ElementId, int, XYZ, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の 1 つの要素を指定した数で配列します。配列された要素は直線配列には関連付けられません。 |
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ArrayElementsWithoutAssociation(Document, View, ICollection<ElementId>, int, XYZ, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の一連の要素を指定した数で配列します。配列された要素は直線配列には関連付けられません。 |
表 23: RadialArray メソッド
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メンバー |
説明 |
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Create(Document, View, ElementId, int, Line, double, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の 1 つの要素を入力回転の軸に基づいて配列します。 |
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Create(Document, View, ICollection<ElementId>, int, Line, double, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の一連の要素を入力回転の軸に基づいて配列します。 |
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ArrayElementWithoutAssociation(Document, View, ElementId, int, Line, double, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の 1 つの要素を入力回転の軸に基づいて配列します。配列された要素は直線配列には関連付けられません。 |
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ArrayElementsWithoutAssociation(Document, View, ICollection<ElementId>, int, Line, double, ArrayAnchorMember) |
プロジェクト内の一連の要素を入力回転の軸に基づいて配列します。配列された要素は直線配列には関連付けられません。 |
要素配列のメソッドは、コンポーネントの複数のインスタンスを作成し、それらを同時に操作する必要がある場合に便利です。配列内のインスタンスはそれぞれ、グループのメンバになることができます。