Autodesk® CFD は、クライアント/サーバ アーキテクチャの上に構築されています。このことによって、解析を1台のマシン(ユーザ インタフェース コンピュータ)上で構築し、別のマシン(解析コンピュータ)上で実行することが可能になります。
単一シート用のインストレーションの場合、ソルバー コンピュータ プルダウン メニューに表示されるデフォルト設定は「localhost」となります。この場合、他の設定を行わずに解析はローカルで実行されることになる。解析の実行中に Autodesk® CFD を停止しても、解析は継続して実行されます。(タスクマネージャーを確認します)。Autodesk® CFD のインタフェースを再開し、その解析を開くと、解析の現在の状態が表示されるか、解析が完了している場合には解析の最終結果が表示されます。
Autodesk® CFD では、前述の考え方に基づき、リモート解析機能を提供しています。リモート解析機能とは、リモートコンピュータ(ネットワーク上の)を使用して解析を実行するための手段です。解析はローカル(インタフェース コンピュータ上)で設定されますが、解析コンピュータプルダウンメニューより選択したマシン上で実行するよう指定できます。このプルダウン メニューには、ソルバー コンピュータとして設定されたすべてのネットワーク上のマシンがリストアップされます。
Autodesk360 クラウドを使用してシミュレーションを実行するには、[実行]ダイアログ ボックスの[コントロール]タブにある[ソルバー コンピュータ]メニューから[クラウド]を選択します。