このメニューを使用して オプション パネルを表示し、ArtCAM のデフォルトを設定します。
注: ユーザーのライセンスによっては、利用できない設定もあります。
パネルのセクションをクリックして展開し、オプションを編集します。編集が終わったら、適用 をクリックして設定内容を保存します。
ヒント: すべてのオプションをデフォルトに戻すには、リセット をクリックします。
描画色
現在の描画での、各アイテムのデフォルトの色と設定が表示されています。色アイコンをクリックして色の選択ダイアログを開き、選択したアイテムの色を変更します。
2D 描画色
- 選択 - グループ化されていないベクトルを選択した場合の色を変更します。
- 複数選択 - グループ化されていない複数のベクトルを選択した場合の色を変更します。
- 重複 - 複数のベクトルがオーバーラップしている場合の色を変更します。
- 選択ツールパスのプレビュー - 2D ツールパスのプレビューを選択した場合の色を変更します。
グループ化
- 選択 - グループ化されているベクトルを選択した場合の色を変更します。
- レリーフ クリップアートのアウトライン - 選択されていない状態での、レリーフ クリップアートのアウトラインの色を変更します。
編集ロック
- 選択 - ロックされているベクトルを選択した場合の色を変更します。
- 未選択 - ロックされているベクトルが選択されていない場合の色を変更します。
2D ビュー
- 制御ハンドル スタイル - 2D ビューでの制御ハンドルのスタイル (フル カラー、または、クラシック ワイヤー) を選択します。
3D 描画色
- ルーラー - 3D ビューでの、ルーラーの色を変更します。
ツールパス シミュレーション
- デフォルト ツールパス シミュレーション配色 - ツールパスのシミュレーションでの、工具のデフォルト色を変更します。
- シミュレーション ブロック材料 - シミュレーションのレンダリングでの、材料ブロックのデフォルト色を変更します。
加工設定
ツールパス加工方法
- デフォルトでダウンカットを使用 - ダウンカットは、送りと同じ方向に工具を回転します。このオプションを選択して、ツールパスのデフォルト加工をダウンカットに設定します。
- デフォルト ラスター角度 - ラスター ストラテジーは、指定の角度での進行と退行で加工します。デフォルト ラスター角度 を入力して、ラスター ストラテジーで加工するツールパスのデフォルト角度を設定します。
- オフセット加工を端から開始 - 通常、オフセット ツールパスは中心から外側に向かって加工します。このオプションを選択して、エッジの外側から内側に向かうオフセット ツールパスで加工します。
- 領域加工に彫刻加工のエンジンを使用 - 細かいディテールのある小さな領域を加工する場合は、彫刻加工の演算エンジンの使用が推奨されています。このオプションは、デフォルトで選択解除されています。
- 彫刻加工の再試行リミット - ArtCAM で問題が発生した場合に、彫刻加工ツールパスで次に使用する工具によるパスの再計算を行う回数を制限します。この機能を無効にする場合、0 を入力します。
- デフォルトで 3D ブリッジを使用 - 関連するプランジ、または、リトラクトのない、断面が三角形のブリッジを使用します。このオプションは、デフォルトで選択されています。
2D ビュー ツールパス プレビュー
- 加工方向を表示 - 2D ビューに、すべての 2D ツールパスのプレビューの加工方向を表示します。
- 2D シミュレーション順序を反転 - 2D ツールパス シミュレーションのツールパス グループ内で、先に使用する工具を、後に使用する工具の上に描画します。これにより、それぞれの工具が、材料のどの領域を加工するのかが明瞭になります。このオプションが選択されていない場合、2D ツールパス シミュレーションでは、ツールパス グループ内で先に使用する工具の上に、後から使用する工具が描画されます。後に使用する工具が、先に使用した工具で加工された領域を避けながら切削する様子を確認することができます。
3D ビュー ツールパス描画
- 早送りとプランジ移動を表示 - デフォルトで、3D ビューには、シミュレーションしたすべてのツールパスの早送りとプランジ移動が表示されます。これらを表示しない場合、オプションを選択解除します。
材料設定ダイアログ
- レリーフの厚さを使用 - 材料の厚さが指定されていない場合、レリーフの厚さで 材料設定 ダイアログを設定します。このオプションが選択されていない場合、最後に使用した材料の厚さで 材料設定 ダイアログを設定します。ただし、現在のレリーフがこの値よりも厚い場合は、レリーフの厚さを使用します。
ツールパスを保存ダイアログ
- 異なる工具に同じ番号の使用を許可 - 異なる工具に同じ工具番号が割り当てられている場合も、ツールパスを保存できるようにします。
ファイルのインポート
- Manufacturing Data Exchange Utility 入力リソース ダイアログを表示 - ArtCAM にファイルをインポートする際に、Manufacturing Data Exchange Utility 入力リソース ダイアログを表示します。
- Manufacturing Data Exchange Utility 出力リソース ダイアログを表示 - ArtCAM からファイルをエクスポートする際に、Manufacturing Data Exchange Utility 出力リソース ダイアログを表示します。
- STL から複製フェースを削除 - STL モデルの中にはフェースの複製が含まれているものがあり、これが 3D プリントなどの作業の妨げになることもあります。このオプションを選択して STL ファイルのインポート時に複製フェースを検出し、それらを削除します。この場合、STL ファイルのインポートにかかる時間は長くなります。
- 色別のレイヤーを作成 - .dxf ファイル、または、.dgk ファイルのインポート時、ベクトルに割り当てられている色の情報を保持して、色別のベクトル レイヤーに保存します。
イメージのエクスポート解像度
ビットマップ レイヤーや ArtCAM モデルを、イメージ ファイルとして保存する際の解像度を制御します。
エクスポートしたイメージの解像度
- イメージから DPI を使用 - ビットマップ レイヤーや ArtCAM モデルを、ArtCAM が算出した解像度のイメージ ファイルとして保存します。
- DPI - ビットマップ レイヤーや ArtCAM モデルを、指定の解像度のイメージ ファイルとして保存します。
3D ビュー イメージの解像度
- エクスポートするレリーフの、理想の解像度をピクセルの総数で入力します。ArtCAM はこの解像度を実現するよう試行しますが、搭載されているグラフィックス カードにより処理が制限されることもあります。
描画オプション
- ベクトル太さ - 2D ビュー、または、3D ビューでの、ベクトルの太さを入力します。
- 2D ビュー フォント サイズ - 2D ビューに表示される情報(2 線間スイープの作成時、ベクトルに表示される番号やテキストなど)のサイズを制御します。デフォルトは 15 ポイントです。
レリーフのプレビュー
- ベースの色 - 選択したレリーフ レイヤーの、基準面の色を変更します。
- 最も低いポイントの色 - 選択したレリーフ レイヤーの、最も低い部分の色を変更します。ArtCAM では、この色と最も高いポイントの色がブレンドされます。
- 最も高いポイントの色 - 選択したレリーフ レイヤーの、最も高い部分の色を変更します。
- 段階的に色をブレンド - グレースケールの最も低いポイントから最も高いポイントへの色を、直線的にブレンドします。このオプションを選択解除した場合、直線的にはブレンドされず、選択したレリーフ レイヤーは高い位置に向かってより詳細に表示されます。
自動リカバリー設定
ArtCAM では、現在の ArtCAM セッションをメモリーに保存するかどうかを指定することができます。保存する場合、そのタイミングを制御することもできます。作業内容を自動的に保存する場合、次のように設定します。
- 自動リカバリー を選択します。このオプションは、デフォルトで選択されています。
- 自動リカバリーの間隔 (分) を入力します。デフォルトは 30 分おきです。
- 待機時間 (秒) を入力します。この時間内にマウスやキーボードによる操作がなかった場合、自動リカバリーを開始します。デフォルトは 30 秒です。
カーソル情報設定
- 不透明度 - 0 から 255 の値を入力して、カーソル情報の不透明度を制御します。
- テキスト サイズ - 40 から 400 の値を入力して、カーソル情報のポイント サイズを制御します。
注: [ビュー] > [カーソル情報を表示] を選択して、カーソル情報を表示します。
レリーフ モデリング
- 形状エディター の 高さ一定 オプションの使用時、コーナーや小さな領域に急傾斜ができることがあります。高さ一定コーナー角度 での指定の角度をしきい値として、傾斜をよりなだらかにします。0 度から 180 度の値を入力します。180 度以上に設定した場合、すべての箇所に適用されます。0 度の場合、どこにも適用されません。
- ディテールを表示 - 形状エディター で作成したレリーフの品質を向上させます。ただし、処理にかかる時間は長くなります。
- ダブルクリックで開く - デフォルトでは、ベクトルをダブルクリックすると 形状エディター パネルが開きます。この機能を無効にする場合、オプションを選択解除します。
2D ビュー
- 右クリックでズーム - マウスの右ボタンを使用して、2D ビューの拡大と縮小が行えるようにします。
- Ctrl キーを押しながらマウスの右ボタンをクリックして、拡大します。
- Shift キーを押しながらマウスの右ボタンをクリックして、縮小します。
3D プリント
- プラットフォーム間隔 - ArtCAM での 3D プリント プラットフォームの作成時に、自動的に適用されるプラットフォーム同士の間隔を入力します。