図面の各表示設定のグローバル切断面を設定し、壁、カーテン ウォール、および壁の開口部など、オブジェクトの個々の切断面を設定することができます。
グローバル切断面
図面内の表示設定に対して切断面を設定できます。この表示設定に含まれるすべてのオブジェクトは、オブジェクト固有の切断面が優先されない限り、表示設定で定義された高さで切断されます。各表示設定には、異なる切断面があります。
オブジェクト固有の切断面
いくつかのオブジェクトは、表示設定の切断面の設定を変更して、独自の切断面を使うことができます。たとえば、壁、カーテン ウォール、階段などのオブジェクトです。
切断面の表示範囲
切断面は、たとえば 1.4 メートルなどの特定の高さに設定されます。この高さの上または下にあるオブジェクトは、既定ではプラン ビューでは表示されません。ただし、切断面の上および下に表示範囲が定義されます。この範囲内にあるオブジェクト コンポーネントも表示されます。これは、切断面の上または下にあるウィンドウを表示するには便利ですが、切断面が表示に含まれます。
ウィンドウ切断面オプションのプラン ビューの表示
2 階のモデル ビューのようにクリップされた表示を定義する表示範囲を使用することができます。この場合表示範囲は、どのレベルを表示するか、どのレベルを隠すかを定義します。
2 階のクリップ 3D 表示
切断面とレベル
レベルは、1 つまたは複数のファイルによって個別に表され、ビューまたはシートに組み合わされて全体の構造物を表します。
建物の各レベルについて、個々に切断面を設定することができます。レベルを現す図面ファイル—建物またはビュー—を作成し、図面内の構成を現す切断面を割り当てます。
次のイメージは、3 階にわたるカーテン ウォールを示しています。左側のイメージは、対応するレベル図面の切断面を示しています。右側に表示されているプランは、カーテン ウォールが各レベルのプラン ビューでどのように表示されるかを示しています。別の平面図ではドアおよびマリオンが異なって見えていることに注意してください。
3 つの切断面レベルを指定