リノベーション モードで作業していて、推奨のワークフローに従うときは、オブジェクトは既設、解体、または新設のカテゴリに自動的に割り当てられます。2 次元(2D)および 3 次元(3D)のオブジェクトは異なるカテゴリに割り当てることが可能です。図面をリノベーション プラン、解体プラン、または変更プランとして容易に表示することも、オブジェクトをカテゴリ別に表示することも簡単にできます。
平面図、断面図、および立面図では、2D および 3D のオブジェクトは割り当てられているカテゴリに従って表示されます。表示設定はリノベーション スタイルによってコントロールされます。スタイルは[リノベーション オプション]ダイアログ ボックスでカスタマイズできます。
リボンのツールを使用すると、リノベーション モードを終了する、カテゴリにオブジェクトを追加する、エッジを手動で修正するために壁をフリーズおよびリセットするといった操作を行うことができます。このリノベーション リボン パネルは、アクティブなリノベーション セッションで作業している間にのみ表示され、使用できます。
2 次元のオブジェクト、ブロック、およびマルチビューのブロックは、リノベーション モードが開始されて既設オブジェクトとして分類されるときに、それぞれの表示レベルが維持されます。新しい 2D オブジェクトを削除、修正、または作成する場合、それらは該当するリノベーション カテゴリに従って表示されます。明示的にそれらをカテゴリに割り当てて、それぞれの表示を変更することができます。以前のリノベーション フェーズですでにカテゴリに分類されたオブジェクトについては、それぞれのカテゴリと表示が維持されます。アクティブなリノベーション モードで新規に作成されたオブジェクトには、自動的に「新規」のマークが付けられます。
オブジェクトが選択されて[削除]、[移動]、[回転]、[コピー]などのコマンドが実行されると、オブジェクトはカテゴリに割り当てられ、コマンドに基づいて表示されます。たとえば、[削除]を押すとオブジェクトは解体として識別され、ドアを移動すると、新規と解体の両方のドアと、対応する壁の開口部が作成されます。既設と新設の壁は互いに自動的にクリーンアップしますが、解体と新設オブジェクトは相互作用しません。