ゾーンを使用すると、面積計算方式と表示で使用するために、スペースをグループにまとめることができます(たとえば、部門ごとにスペースの色を分けて表示するなど)。また、AutoCAD MEP を使用しているエンジニアは、ゾーンを使用して複雑な分析計算とレポートの作成を行うことができます。
ゾーン スタイル
ゾーン スタイルには、内容が分かるものにするという以外に命名規則はありません。
ゾーン スタイルにおける推奨事項:
計算演算子スタイル
計算演算子スタイルの命名規則:
<計算の説明> <目的>
計算演算子スタイル名の例:
| 計算演算子スタイルの説明 |
名前の例 |
| 商用オフィスの建物で、計算された面積に、共通要因の追加として 10 パーセントを加えるモディファイヤ |
10 パーセント共通要因
|
ゾーン テンプレート スタイル
ゾーン テンプレートを使用すると、ゾーンをツリー構造に自動的に整理することができます。適度に内容が分かるようにする以外は、命名規則はありません。
ゾーン テンプレート スタイルにおける推奨事項:
- 妥当な場合には、ゾーン テンプレートに含めるスタイルに、計算演算子スタイルをアタッチするのを忘れないでください。これによりゾーンの整理プロセスをさらに自動化することができます。
- ゾーン テンプレート スタイルは、それに含まれるゾーン スタイルと同じ図面に保存する必要があります。また、その中で使用する計算演算子とも同じ図面に保存する必要があります。
重要: 関連するゾーン スタイル、ゾーン テンプレート スタイル、および計算演算子スタイルは、同じ図面内にある必要があります。そのため、ゾーン スタイル、ゾーン テンプレート スタイル、および計算演算子スタイルを、すべて同じライブラリ図面に保存することをお勧めします。また、一覧定義は、同時に使用するゾーン スタイル、スペース スタイル、およびプロパティ セット定義が含まれているライブラリ図面に保存することをお勧めします。