概要 - キーノート データベース スキーマ

Microsoft® Access (キーノート エディタではなく)を使用してキーノート データベースを作成または変更するには、AutoCAD Architecture で使用されているデータベース スキーマに精通している必要があります。

キーノート データベースには、4 個のテーブルが含まれています。

Fingerprint テーブル

Fingerprint テーブルは、キーノート データベースを一意に識別し、以下のフィールドを格納しています。

Groups テーブル

グループ テーブルは、データベース内におけるキーノートの階層構造を定義します。この階層によって、キーノート エディタ、[キーノートを選択]ダイアログ ボックス、またはキーノートの凡例で、分割、グループ、サブグループ、および個々のキーノートが表示される順番が決定されます。以下のフィールドが、テーブルの各行に適用されます。

Keynotes テーブル

このテーブルは、グループ テーブル内で識別されるすべてのグループについて、個々のキーノートを定義します。以下のフィールドが含まれます。

Keynotes テーブル

このテーブルには、データベースで使われている異なるキー パターンを表すキー ソート マスクが含まれます。このテーブル内でマスクがリストされる順番によって、キーノート エディタ、[キーノートを選択]ダイアログ ボックス、またはキーノートの凡例内でキー パターンがリストされる順番が決まります。すなわち、レコード 1 にあるマスクで識別されるパターンを使ったキーを持つすべてのキーノートが、テーブル内の後続するレコードで識別されるキー パターンを持つキーノートより先にリストされます。上の例は、AutoCAD Architecture に付属している AecKeynotes データベースのキー ソート マスクを示しています。キー ソート マスクには、以下の規約が使われます。

上記図の[#####]{.}[?][#...#] マスクで定義されるパターンを使うキーの例には、03250.A1、07250.B102、09250.C1007 などがあります。

キー ソート マスクはキーノート エディタを使って指定することもできます。