概要 - オブジェクトを検査する(Visual LISP IDE)

アプリケーションのデバッグで、変数の値を表示することががよくあります。

注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。

Visual LISP IDE の検査機能を使用することにより、AutoLISP や AutoCAD オブジェクトを参照、検査、修正することができます。検査機能を使用して、次のオブジェクトを表示できます。

検査機能を使用して、複雑なデータ構造を参照することもできます。

Visual LISP のテキスト エディタ ウィンドウでは、選択した式が 256 文字を超えるときは、その式を検査できません。256 文字を超える文字列を選択すると、オブジェクト名の入力を求めるプロンプトが表示されます。Visual LISP が評価できないオブジェクトまたは式を指定すると、AutoLISP の標準エラー メッセージが表示されます。エラー メッセージが表示されたら、その式を修正してから、もう一度評価させることができます。

入力したオブジェクトの評価中に発生したエラーは、ネストされたブレーク ループから検査することはできません。これは、このような評価中にはすべてのブレークが使用不可になるためです。エラーを検査する場合は、[エラー トレース]ツール(Visual LISP のメニューから[表示] [エラー トレース]をクリック)を使用するか、[コンソール]ウィンドウのプロンプトに式をコピーして[Enter]を押します。

注: 検査ツールは、検査する各オブジェクトごとに別個のウィンドウを作成します。