概要 - コマンドを中断し、コンソール入力テキストを消去する(Visual LISP)

[コンソール]ウィンドウで入力したコマンドを中断するには、[Shift]+[Esc]を押します。たとえば、次のような無効な関数呼び出しを入力するとします。

((setq origin-x (car origin)
((_>

[Shift]+[Esc]を押すとコマンドが中断し、次のように「入力が放棄された」ことを示すメッセージが表示されます。

((_>  ; <input discarded>
   (Note that in this example, you can also complete the command by entering the missing close parentheses.)

コンソール プロンプトにテキストを入力して[Enter]を押す前に[Esc]を押すと、入力したテキストが消去されます。[Shift]+[Sec]を押すと、入力したテキストは[コンソール]ウィンドウに残りますが、そのテキストは評価されずに新しいプロンプトが表示されます。

コンソール プロンプトにコマンドの一部を入力して[Enter]を押す前に AutoCAD ウィンドウをアクティブにすると、次に VLISP ウィンドウをアクティブにしたときには新しいプロンプトが表示されます。入力したテキストは[コンソール]ウィンドウの履歴に表示されるため、そのテキストをコピーして貼り付けることはできますが、[Tab]を押してそのテキストを取り出すことはできません。これは、[コンソール]ウィンドウの履歴バッファにそのテキストが追加されていないためです。