概要 - カスタム イメージを管理、共有する

外部に保存されたカスタム イメージを、使用中のカスタマイズ ファイルに読み込んだり、カスタマイズ ファイルからローカル ドライブまたはネットワーク ドライブに書き出すことができます。

AutoCAD 2009 ベース以前の製品では、カスタマイズ ファイル内でコマンドに関連付けられているカスタム イメージは、個別のファイルとしてローカル ドライブやネットワーク ドライブ上に格納されていたり、カスタマイズ ファイルと同じ名前のリソース DLL 内に格納されていました。リソース DLL は、現在もカスタマイズ ファイルに対して外部的に使用されていますが、AutoCAD 2010 ベースの製品から、イメージ ファイルは、それらが割り当てられたコマンドを含むカスタマイズ ファイルに読み込まれます。

注: AutoCAD 2015 の使用開始時に、CUIx ファイルがカスタム イメージのために外部リソース DLL を利用する場合、配色パターン([ライト(明るい)]と[ダーク(暗い)])ごとに個別のリソース DLL を作成する必要があります。ユーザ インタフェースに現在適用されている配色パターンに基づいて、適切なリソース DLL が使用されます。DLL はカスタマイズ ファイルと同じ名前にする必要があり、[ライト(明るい)]配色パターンに使用する DLL には名前の後ろに「_light」を付ける必要があります。たとえば、mymenu.cuix という名前の CUIx ファイルがロードされたとすると、現在の配色パターンが[ライト(明るい)]の場合はリソース DLL ファイル mymenu_light.dll が検索され、現在の配色パターンが[ダーク(暗い)]の場合は mymenu.dll が検索されます。

ロードされているカスタマイズ(CUIx)ファイル内のカスタム イメージを管理するには、[イメージ管理]、[ボタン エディタ]ダイアログ ボックス、および[ユーザ インタフェースをカスタマイズ] (CUI)エディタの[ボタン イメージ]ペインを使用します。[イメージ管理]を使用して、カスタム イメージをカスタマイズ ファイルに読み込んだり、カスタマイズ ファイルから書き出すことができます。[イメージ管理]を使用して、ロードされているカスタマイズ ファイルに現在格納されているカスタム イメージを確認したり、削除することもできます。ただし、削除する必要はなくなりました。[ボタン エディタ]ダイアログ ボックスと[ボタン イメージ]ペインを使用して、カスタム イメージを読み込んだり、書き出すこともできます。