プロッタの位置合わせを調整して、尺度の不一致を修正したり、非システム プロッタ用にカスタム用紙サイズを追加することができます。
プロッタの位置合わせは省略可能です。使用しているプロッタの尺度の精度が、製造元の仕様を満たしている場合には、1 : 1 の尺度で図面を印刷すると 10 インチの直線は正確に 10 インチの長さで印刷されます。尺度の不一致を修正する必要がある場合は、プロッタの位置合わせを調整します。使用しているプロッタに位置合わせユーティリティがある場合は、プロッタ専用のユーティリティを使用し、AutoCAD ベースの製品の位置合わせユーティリティは使用しないでください。専用のユーティリティを使用することにより、このプロッタを使用しているすべてのアプリケーションで位置合わせが有効になります。
プロッタの位置合わせは、次のように行います
その後プログラムは、入力されたプロッタの位置合わせの値に基いて出力の尺度を調整し、ハードウェアの尺度調整の不具合を修正します。
[プロッタの位置合わせ]ウィザードを終了すると、プロッタ モデル パラメータ(PMP)ファイルが作成され、プロッタの位置合わせの結果が保存されます。この PMP ファイルは自動的に、位置合わせテストの実行に使用したプロッタ環境設定(PC3)ファイルにアタッチされます。
非システム プロッタでは、カスタム用紙サイズを追加したり、標準用紙サイズや非標準用紙サイズの印刷可能領域を変更することができます。新しい用紙サイズは、PMP ファイルに追加されます。標準用紙サイズを修正することにより、プリンタの能力に合わせて印刷可能領域を調整することもできます。
カスタム用紙サイズは、システム プリンタ用に作成することはできませんが、標準用紙サイズの印刷可能領域を修正することはできます。