Adobe PostScript やラスター ファイル形式といった、異なるファイル形式に出力するためのドライバを設定することができます。
ePlot を使用して、印刷、表示の両方に最適な電子図面ファイルを作成することができます。作成されるファイルは、Design Web Format(DWF)で保存されます。DWF ファイルは、使用可能な多数の DWF ビューアのいずれか、および Microsoft ® Internet Explorer 5.01以降用に作成されたプラグインを使用して、開いたり、表示したり、印刷することができます。他にも、Windows ® オペレーティング システム用の Mozilla ® Firefox™® や Google Chrome のプラグインをインストールすることもできます。DWF ファイルは、リアルタイムの画面移動やズーム機能、画層や名前の付いたビューによる表示の切り替えがサポートされています。
プログラムとともに提供される非システム PDF ドライバでは、Web ブラウザのプラグインを使用してオンラインで、または Adobe ® Acrobat ® のようなプログラムを使用してオフラインで表示できる PDF ファイルを作成することができます。また、オペレーティング システムで設定し、他のアプリケーションで使用することができる仮想化されたプリンタを使用して、図面の PDF ファイルを作成することもできます。他のアプリケーションで作成された PDF ファイルと同じように、図面を印刷したときの出力結果を含む PDF ファイルも追加のソフトウェア プログラムを使用して他の PDF ファイルと統合できるので、これによりクライアント用の完全な電子パッケージを作成することができます。
PostScript ファイルは、図面ファイルのジオメトリから生成することができます。PostScript の 3 つのレベルがサポートされています。Level 1 はほとんどのデバイスで使用できますが、カラー画像はサポートされていません。 また、PostScript Level 2 以降に比べ、作成される印刷ファイルのサイズが大きくなります。Level 1 Plus は、Level 1 デバイス用ですが、カラー画像もサポートされています。Level 2 は、最新のプリンタ用です。小さなサイズのファイルを作成し、Level 2 デバイスで高速に出力します。
このプログラムでは、セントロニクス タイプのパラレル I/O ポート、RS-232C シリアル I/O ポート、ネットワーク経由での印刷を使用する PostScript プリンタやプロッタもサポートされています。
DXB(図面交換バイナリ)ファイル形式は、AutoCAD DXB 非システム ファイル ドライバによってサポートされています。
この形式で出力したものは、旧リリースの ADI DXB ドライバと互換性があります。DXB ドライバには ADI ドライバと同じ次の制限があります。
図面は、PNG または JPEG のようなラスター イメージに出力することができます。プログラムには、事前に設定されたラスター ファイル ドライバがいくつか含まれており、これを使用することができます。