このセクションでは、AutoCAD Civil 3D モデルのコンテンツを構築するときに最高のデータ処理効率を維持するためのベスト プラクティスについて説明します。
このセクションで提供するヒントとガイドラインは、次の原則に基づいています。
- 高速に処理できるようデータを設定する。入力データ(ポイントやサーフェスなど)の場合、入力時、または設計プロセスでの使用時にデータを設定する。
- データ参照を使用して、エンジニアリング モデルを複数の図面に分散し、再作図をエンジニアリング モデルから分離する。
- 現在の設計タスクで必要ではないオブジェクトの表示と更新を最小限に抑える。
- 不要の場合は、[ツールスペース]ウィンドウを閉じてください。[ツールスペース]ウィンドウを閉じると、全体能力を向上でき、またメモリーを節約できます。同様に、不要な場合は[ツールスペース]タブ([プロスペクター]、[設定]、[測量]または[ツールボックス])も閉じることもお勧めします。
- サーフェス再構築、図面保存、ウィルス スキャンなどの自動操作の頻度を低くするか、またはこれらの操作をオフにする。
これらの原則は、エンジニアリング プロジェクトの複数のレベル(図面設定、オブジェクト スタイル、プロジェクト管理、およびオブジェクト操作)に適用されます。一部のベスト プラクティスではプロジェクトの開始時に決定を行う必要があるため、このセクション全体に目を通して、推奨事項をプロジェクトに適用する方法を検討することが重要です。