区画外部参照にラベルを付ける

次の実習では、区画データを挿入してそれらに注釈を付ける最も効率的な方法を示します。この操作には次の 3 つの手順があります。

C:¥Program Files¥AutoCAD 2018¥C3D¥Help¥Civil Best Practices Guide の source.dwg と current.dwg を開きます。

  1. current.dwg を最大化し、[挿入]タブ [参照]パネル [アタッチ] の順にクリックします。 [参照ファイルを選択]ダイアログ ボックスで、source.dwg を選択して[開く]をクリックします。
  2. [外部参照]ダイアログ ボックスで、挿入ポイントを 0,0,0、尺度を 1,1,1、および回転角度を 0 に設定します。

    [パスの種類]の推奨値は[相対パス]です。

    図 15: 外部参照へのラベル付けに必要な設定

  3. [OK]をクリックします。
  4. 通常のデータと同じようにラベルを追加します。[注釈]タブ[ラベル]パネル[線分と曲線][複数セグメントの線分/曲線ラベルを追加]の順にクリックします。 外部参照データの LOT7 と LOT16 を構成するすべての線分と曲線にラベルを付けます。ラベル付けコマンドは、通常のオブジェクトを処理する場合と同じように機能します。
  5. 外部参照区画を選択して右クリックし、使用可能な外部参照コマンドを調べます。
    注:

    選択された外部参照データは点線で強調表示されます。外部参照コマンドは、さまざまな方法で対応するラベルに影響を与えます。外部参照をアタッチ解除またはバインドする場合、ラベルが削除されるので再作成が必要になります。

  6. 現在の図面に存在する区画を右クリックし、図 16 に示すコンテキスト メニューに注目します。

    図 16: 外部参照オブジェクトのコンテキスト メニュー

    注:

    外部参照にラベルを付ける場合、混乱を招かないようにラベルを指定します。テキスト コンポーネント エディタで、ラベル文字に識別用の命名規則を追加します。これは、外部参照とネイティブ オブジェクト データを区別する簡単な方法です。