加工順序自動設定オプション(旋削加工)

これらのプロパティは、加工順序自動設定オプション ダイアログの テンプレートを使用 オプション以外、フライス加工の工程タブと同じものです。

オプション設定を使用

工具変更を最少化 - 同じ工具を使用する工程を、グループにまとめます。無駄な工具変更を削除したり、工具変更の回数を抑えたりすることで、加工時間を短縮します。NC データに孔あけのサブプログラムを生成する場合、このオプションを選択しておかなければなりません。

最終工程に仕上げ加工 - 仕上げ工程内の順序を変更することなく、仕上げ工程自体をセットアップの最後に移動します。フライス加工のすべての荒加工工程を、仕上げ工程の前に実行する場合、このオプションを選択します。

高い位置から加工 - フライス加工セットアップのみに作用します。ストックの上から下に向かって、フィーチャーを加工します。このオプションを選択しなかった場合、パーツを加工する前にツールパスを目で見て検証するようにします。

注: Z 座標でのソートは、高い位置から加工 に制御されています。このオプションを選択しなかった場合、パーツを加工する前にツールパスを目で見て検証するようにします。

早送りを最少化 - フライス加工セットアップのみに作用します。パーツ ビューでのフィーチャーの順番を変更する唯一のオプションです。早送りを最少化 は、工程を加工した後、同じ工具を使用する最も近い次のフィーチャーに移動します。NC データに孔あけのサブプログラムを生成する場合、このオプションを選択してはいけません。

すべてのオプションを選択した場合、異なるフィーチャーから構成された工程の加工順序は、次のように決められます。

  1. 工程は、各フィーチャーの一番高い Z 座標に基づいてソートされます。
  2. 複数の工程の一番高い Z 座標が同じだった場合、それらの工程は、工具に基づいてグループ化されます。

工程を加工した後、FeatureCAM は、同じ工具を使用する最も近い次の工程に移動します。

テンプレートを使用 - このオプションは、旋削加工セットアップのみに適用されます。テンプレートを使用 を選択した場合、加工順序は フィーチャー順序 ダイアログでの指定に基づいて決まります。テンプレートを編集 をクリックして、フィーチャー順序 ダイアログを表示します。