多くの場合、インポートされた図形データは FeatureCAM で直接作成した図形データに比べて精度が劣ります。端点の不一致や、多数の不要なデータが画面に表示されるといった問題も発生します。不要なデータは削除したり、非表示にすると、パーツの表示にかかる時間を大幅に短縮することができます。自動連接を使用せず、データを 1 つずつ連接して対処することもできます。
データとデータの間にギャップがあり、連接によるカーブの作成が困難になることがあります。小さなギャップの場合、FeatureCAM オプション ダイアログ、[図形データ] > [連接] ページの 連接トレランス を調整します。このトレランスは、連接のアルゴリズムが自動調整する端点同士の距離です。トレランス値を大きくすることにより、端点と端点との間のギャップを自動的に閉じることができます。FeatureCAM オプション ダイアログの [図形データ] > [連接] ページで、このトレランスを変更します。データによっては、手動でラインや円弧を挿入してギャップを閉じなければならない場合もあります。ギャップを閉じると、データの連接はより簡単になります。