シミュレーション中の工具負荷を表示

工具負荷 ダイアログを使用して、3D シミュレーションでの推定工具負荷をグラフで表示することができます。これらの推定値に基づいてプログラムを微調整し、パフォーマンスを改善します。

注: 定格出力は推定値です。マシンの上限値に近づくにつれ、送りを減速させるか、加工幅や切込みを小さくしなければなりません。

次の方法で、工具負荷を表示します。

  1. [ホーム] タブ > [シミュレーション] パネル > [表示] > [工具負荷] を選択します。
  2. 3D シミュレーションを実行します。工具負荷 ダイアログに、シミュレーション時間と工具負荷のグラフが表示されます。グラフの下には、現時点でのシミュレーション時間と工具負荷が表示されます。

  3. 設定 をクリックして、出力設定 ダイアログを表示します。
  4. 出力設定 ダイアログを、次のように設定します。
    • 最大出力 - 現在までの最大出力を表示します。シミュレーションの最後にこのダイアログを表示して、プログラム全体での最大出力を確認します。
    • 出力設定値工具負荷 ダイアログに表示される上限値を設定します。
    • シミュレーション一時停止出力設定値 を超えた場合に、シミュレーションを一時停止します。
    • ダイアログを表示出力設定値 を超えた場合に、出力設定 ダイアログを表示します。
    • クリアー最大出力 値をクリアーし、シミュレーションの再開時にグラフをクリアーします。
  5. OK をクリックして、出力設定 ダイアログを閉じます。
  6. 新規設定で 3D シミュレーションを実行します。
注: FeatureCAM オプション ダイアログ、[シミュレーション] > [2D/3D シェーディング] ページの サンプリング: サンプル / 分 で、グラフの精度を制御することができます。

送り最適化 を実行した場合、工具負荷 グラフには最適化された負荷が黒、最適化以前の送りが白で表示されます。