シェルは、ソリッドから薄い側面を持つ別のソリッドを作成します。この例では、箱型の側面をオフセットして、ソリッドの中心に長方形の空間を作成しています。

隠線ビューやシェーディング ビューの場合、シェルは可視ではありませんが、ソリッドをカットすると空間が存在することが分かります。

任意で、オフセットしないフェースを選択することもできます。オフセットされなかったフェースが、空間の開口部になります。
次の方法で、シェルを作成します。
- [作成] タブ > [ソリッド] パネル > [ソリッド修正] > [シェル] から、シェル ダイアログを表示します。
- ソリッドの 名前 を入力するか、デフォルトの名前を了解します。
- オフセット距離 を入力します。負の距離は、フェースをソリッドの内側に向けてオフセットします。正の距離は、フェースをソリッドの外側に向けてオフセットします。
注: 幅の狭い領域やフィレットのあるソリッドの場合、最小フィレット半径、または、フェースとフェースの間の最小ギャップ以上に、フェースをオフセットすることはできません。
- オフセットするソリッド ドロップダウン リストからソリッドを選択するか、ソリッドを選択
ボタンをクリックして、グラフィック ウィンドウで ソリッドを選択 します。
- オフセットしないフェースがある場合、オフセットしないフェース ドロップダウン リストからフェースを選択して、リストから選択
ボタンをクリックします。または、サーフェスを選択
ボタンをクリックして、グラフィック ウィンドウでサーフェスを選択します。
- プレビュー をクリックして、結果を確認します。
- OK をクリックします。
注: オフセット距離 が大きすぎると、オフセットしたサーフェス同士が交差してエラーの原因になります。この場合、オフセット距離 を小さくします。