工具位置設定ダイアログ(フライス加工)

工具位置設定 ダイアログを使用して、フライス盤で工具がホールドされている位置を指定します。

[マシン デザイン] タブ > [工具] パネル > [工具位置設定] から、工具位置設定 ダイアログを表示します。

次のように、たいていのフライス盤で、この位置はスピンドルのベース中心に配置された単一のポイントとなります。プラス Z 軸が、パーツとは逆を向きます。UCS の XY 方向は、マシンによりさまざまです。

工具位置設定 ダイアログを使用して、フライス盤の工具位置を指定します。

  1. フライス盤で工具をホールドするスピンドルの形状を定義するソリッドを選択します。

    ドロップダウン リストからソリッドを選択するか、ソリッドを選択 ボタンをクリックして、グラフィック ウィンドウでソリッドを選択します。

  2. フライス盤でのスピンドルの取り付け位置を表す UCS を選択します。

    既存の UCS を選択して、グラフィック ウィンドウで UCS を選択します。または、UCS を作成 / アライメント ウィザードを使用 を選択して、UCS を作成します。

  3. シミュレーション C 軸角度オフセット を入力します。これは、刃物台と X 軸との間の角度です。フライス盤の中には、C テーブルで旋削加工(X 軸の角度オフセット-90 度で、YZ 平面で旋削)を行えるものもあります。
  4. 適用 をクリックします。

    グラフィック ウィンドウに、工具のプレビューがワイヤーフレームで表示されます。

  5. OK をクリックして、ダイアログを閉じます。