タッピング孔を加工するためのドリルの選択

FeatureCAM が使用する数式は、『Machinery's Handbook』20 版 1435 ページ に基づきます。

ドリル サイズ = 外径 * 1.299 * ネジ山 % * (1/インチあたりのネジ山)

• ドリル サイズ － 孔を荒加工するドリルの寸法
• 外径 － タッッピング孔の寸法 (1/4-20 の場合は 1/4 インチ)
• ネジ山 % － 加工初期設定の工具選択ページの ネジ切り % タッピング ドリル (デフォルトは 77%)
• インチあたりのネジ山 － インチあたりのネジ山 (1/4-20 の場合は 20)

FeatureCAM のドリル サイズ表は、77% を基準としています。『Machinery's Handbook』にしたがう場合、75% に変更します。

FeatureCAM での工具選択のトレランスは、0.002 インチです。非常に小さい値のため、工具の自動選択に失敗することもあります。例えば、5/8 インチ孔に数式を適用すると、文献の表にある標準のドリル サイズに非常に近い値にはなりますが、トレランスは 0.002 以内にならず、工具選択は失敗します。この場合、工具を手動で選択します。