ペッキングは、深孔、高速深孔、タッピング工程に適用されます。FeatureCAM では、4 つのペッキング スタイルがサポートされています。これらのスタイルは、ポスト プロセッサーに表示されます。ペッキングのスタイルに応じて、3 つのプロパティがペッキングを制御します。FeatureCAM は、現在読み込まれているポスト プロセッサーのペッキング タイプを確認し、ツールパスのシミュレーション時に固定サイクルをコピーします。これらのプロパティは、孔あけ 工程と タッピング 工程に対して別々に設定します。
ペッキングのスタイルは CNC ファイルで指定されており、これにしたがって、どのペッキング深さを使用して工程をペッキングするのかが決まります。
固定ステップ
NC データは 1 つの深さ (第 1 ペッキング) から生成されます。すべてのステップのペッキングがこの深さになります。この場合、第 2 ペッキング と 最小ペッキング は作用しません。
2 ステップ
NC データは 2 つの深さから生成されます。最初のステップは 第 1 ペッキング の深さ、それ以降のすべてのステップは 第 2 ペッキング の深さでペッキングされます。この場合、最小ペッキング は作用しません。
値削減
NC データは、最初の深さ (第 1 ペッキング)、削減値 (第 1 ペッキング から 第 2 ペッキング を引いた値)、最小深さ (最小ペッキング) から生成されます。最初のステップは、第 1 ペッキングの深さでペッキングされます。それ以降のステップは、最小ペッキングの値に到達するまで削減値を減分としてペッキングされます。
係数削減
NC データは、最初の深さ (第 1 ペッキング)、削減係数 (第 2 ペッキング を 第 1 ペッキング で割った値)、最小深さ (最小ペッキング) から生成されます。最初のステップは、第 1 ペッキングの深さでペッキングされます。それ以降のステップは、最小ペッキングの値に到達するまで削減係数を減分としてペッキングされます。