トリム サーフェスは、カーブによって一部が取り除かれたサーフェスです。詳細については、トリム解除サーフェス概要 を参照してください。
トリムを解除すると、サーフェスからトリムカーブが取り除かれるため、そのカーブを用いて除去したサーフェスの一部が元に戻ります。次の左のサーフェスをトリム解除すると、円形のトリム ループが取り除かれて右のようなサーフェスになります。
パーツ モデルのインポートの際、2.5D フィーチャーで加工する予定の箇所をトリム解除しておくとよい場合があります。次のパーツでは、サーフェスを使用して孔の図形データを定義しています。
FeatureCAM の 孔フィーチャー による孔あけが理想的なため、まずはサーフェスをトリム解除してすべてのトリム ループを取り除き、孔がない状態でフライス加工し、その後、孔フィーチャーを追加して孔あけします。
パーツによっては、孔のようなフィーチャーが複数のサーフェスにわたってトリムされていることがあります。次の例では、孔が 2 つのサーフェスからトリムされています。
外側のトリム ループをすべて取り除くと、サーフェス上部のノッチ部分も除去されてしまい、適切ではありません。代わりに、次のように、2 つのサーフェスから半円のエッジのみを取り除きます。