寸法

寸法付けを使用して、グラフィック ウィンドウに、テキスト ラベルやモデルの寸法を表示します。寸法付けはモデルを操作するための機能ではないため、寸法付けからフィーチャーやサーフェスなどを作成することはできません。

[作成] タブ > [図形データ] パネル > [寸法] から、寸法付けを行います。

次のタイプの寸法付けが可能です。

• 水平距離 － モデルの水平軸での寸法です。
• 垂直距離 － モデルの垂直軸での寸法です。
• 直線距離 － 2 つのポイントの間の直線距離です。(2 つのポイント間の角度は考慮されません。)
• 半径 － 選択したオブジェクトの半径です。
• 直径 － 選択したオブジェクトの直径です。
• 角度 － 選択した 2 つのラインの間の角度です。

次のタイプのテキスト ラベルを作成することができます。

• テキスト ラベル － 引き出し線のない、フロート形式のテキスト ラベルです。
• 座標値 － 引き出し線のあるラベルです。オブジェクトの特定の位置を示します。オブジェクトの移動にあわせて、座標値も変化します。

曲率 － サーフェスをサンプリングして 2 つの方向での曲率を算出し、サーフェスの動作を解析します。他の寸法ツールとは異なり、曲率 は、サーフェス上でカーソルを移動して最小曲率の位置を認識する、リアルタイムのラバーバンド機能です。最小曲率から、サーフェスの加工に必要な最も小さな工具を決めることができます。

次の方法で、曲率 を使用します。

1. [作成] タブ > [図形データ] パネル > [寸法] > [曲率] を選択します。
2. グラフィック ウィンドウで、サーフェスを選択します。
3. サーフェス上のポイント(特に、拘束のある領域や結合部など)に、カーソルを移動します。ダイアログ バーに、ポイントのプロパティが表示されます。
4. 最小 曲率半径 を確認します。これが、サーフェスの加工に必要な、最小工具エンド半径となります。
5. この情報に基づいてサーフェス フィーチャーの荒加工パスと仕上げパスを作成し、該当の工具を用いるようにします。