ポイント分布ダイアログ

トレランスと円弧保存 - トレランスを保持しながら、ツールパスの不要なポイントを自動的に除去します。不要なポイントが除去されるため、ポイントは等間隔にはなりません。

トレランスと円弧変更 - 前述のオプションと似ていますが、すべての円弧がライン セグメントで置換されます。円弧を適切に処理できないマシンに適しています。

再分布 - 新しいポイントを挿入できます。これによりポイント間の距離を一定に保ち、トレランスの保持に必要な場合のみ、追加のポイントを挿入します。このオプションを使用することでツールパスの作成には時間がかかりますが、加工時間は短縮されます。多数の等間隔のポイントを処理できるマシンに適しています。

プレビュー - グラフィック ウィンドウに、ツールパスのポイントが表示されます。

円弧フィット - XY、YZ、XZ 平面に含まれているツールパスに、円弧 / 直線近似を作成します。これにより 3D プログラムがさらにコンパクトになり、その結果、特定のタイプのパーツのサーフェスをより滑らかに仕上げることができます。

円弧 / 直線近似は、次の 3D ストラテジーに適用されます。

ポイント分布詳細

ツールパスは、加工するサーフェスのトレランス内に配置された一連のポイントのつながりから作成されています。通常、トレランス 値が小さいほどより精密にサーフェスをたどらなければならないため、多数のポイントが生成されます。

ツールパスのポイント分布により、ツールパス内のポイント数を制御します。制御装置のポイント処理能力により、調整可能な出力オプションは異なります。古いタイプの制御装置では NC データから送信された大量の情報を処理できないため、多数のポイントの処理が難しくなります。近年の制御装置には優れたポイント処理能力が備わっていますが、マシンを円滑に動かすためには、ポイントがより均一に分布されていなければなりません。

ポイント分布では、次の点に注意します。