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複数領域 オプションは、オブジェクトの 伸縮削除 機能の作用を制御します。複数領域 オプションが選択されていない場合、一部を削除された図形データは、複数の別々のラインとみなされます。複数領域 を選択した場合、一部を削除された図形データは、複数のセグメントとして表示されますが、1 つのラインとみなされます。片方のセグメントを選択すると、ライン全体、または、両方のセグメントが選択されます。複数領域 の設定により、伸縮 の際には、別々のセグメントが延長される場合も、可視のラインが延長される場合もあります。

パラメトリック モデリングFeatureCAM のダイアログの数値フィールドには、方程式を使用することができます。パラメトリック モデリング モードでは、常に方程式が表示されます。パラメトリック モデリングが無効の場合、方程式の結果が表示されます。

パラメトリック モデリングが選択されている場合、FeatureCAM はグラフィック ウィンドウで作成した複数のオブジェクト同士の関連性を記憶して、1 つのオブジェクトを更新した際に、そのオブジェクトとリンクしている他のオブジェクトも自動的に更新します。例えば、2 つの円との接点から作成されたラインの場合、この関連性が維持されます。片方の円の位置、または、半径を変更すると、その変更に基づいてラインも更新されます。

次の例では、カーブから作成したポケットを示しています。このカーブは、複数の円を接点で連接したラインから作成されています。

1 つの円の直径を変更すると、次のようにラインの終点、カーブ、ポケットも変化します。