割り出しのないフライス加工ドキュメントでは、スウォーフ加工は垂直な工具軸に制限されます。
スウォーフ加工では、サーフェスの方向が重要です。ツールパスは、サーフェスの外側(サーフェス法線のプラスの側)に生成されます。単独のサーフェスは、ソリッドのフェースに外向きの法線がない限り、自動反転されることはありません。(これは、FeatureCAM が加工する側を決定できないためです。)多くの場合、単独のサーフェスをスウォーフ加工するためには、加工する側を手動で設定しなければなりません。
スウォーフ加工は、パーツ サーフェスが完全に展開可能なルールド サーフェスでない場合も、可能な限り加工パスの生成を試行します。そのため、リトラクトの回数が増加したり、不適切な箇所を加工するツールパスになってしまうことがあります。このような状況を避けるため、フィーチャーのパーツ サーフェスには、完全に展開可能なルールド サーフェスのみを使用することが推奨されています。チェック サーフェスには、展開できない他のサーフェスも使用することができます。
スウォーフ加工は、サーフェスのパラメーター化が適切に作用するルールド サーフェスに最適です。
上の例は展開可能なルールド サーフェスに見えますが、アイソラインがカーブしています。FeatureCAM は、可能な限り工具の側面をサーフェスに接触させようとするため、ツールパスに問題(工具軸の極端な変化など)が発生する場合もあります。
次のサーフェスでは、理想的なツールパスが作成されています。