ペッキング タブを使用して、各工具のペッキング量をオーバーライドすることができます。ペッキングのグローバル設定は、加工初期設定 ダイアログの ペッキング ページで指定されています。
ペッキングは、深孔、高速深孔、タッピング工程に適用されます。FeatureCAM では、4 つのペッキング スタイルがサポートされています。これらのスタイルは、ポスト プロセッサーに表示されます。ペッキングのスタイルに応じて、3 つのプロパティがペッキングを制御します。FeatureCAM は、現在読み込まれているポスト プロセッサーのペッキング タイプを確認し、ツールパスのシミュレーション時に固定サイクルをコピーします。これらのプロパティは、孔あけ 工程と タッピング 工程に対して別々に設定します。
- 第 1 ペッキング － 孔あけ工程、または、タッピング工程での、最初のペッキングの深さです。工具直径に対する割合として指定します。孔の深さが第 1 ペッキングよりも浅い場合、一度のペッキングで孔あけします。
- 第 2 ペッキング － 孔あけ工程、または、タッピング工程での、2 番目のペッキングの深さです。工具直径に対する割合として指定します。ポストが変換を処理します。
- 最小ペッキング － 値削減、または、係数削減によるペッキングでの、ペッキングの最小ステップ サイズです。
グローバル設定を使用する場合、フィールドを 0% のままにしておきます。グローバル設定をオーバーライドする場合、新規値を入力します。
例えば、工具直径が 1 インチの工具の 第 1 ペッキング を直径の 80% に指定した場合、加工初期設定 ダイアログでの 第 1 ペッキング は考慮されず、第 1 ペッキング は 0.8 インチとなります。