ファクトリ アセットの既定の設定により、クラウドベース アセットを使用したり、ローカル アセットのみを使用するように制限することができます。ダウンロードされたクラウドベースのアセットの保存先を指定する必要があります。また、自動プロキシ検出を無効にして、他のアセット関連の基本設定を指定することもできます。
ファクトリ アセットの既定にアクセスするには次の手順を実行します。
- [アプリケーション]メニュー
の下部にある[オプション]を選択します。
- [オプション]ダイアログ ボックスで、[ファクトリ アセット]タブにナビゲートします。
- [クラウドベース アセットを使用]チェックボックスをオンまたはオフにします。既定では有効になっており、クラウドベースのコンテンツをダウンロードしたり保存することができます。ダウンロードされたアセットは FactoryCloudLibrary という名前のフォルダに保存されます。
FactoryCloudLibrary フォルダに対して別の場所を指定するには、[ローカル クラウド アセット ライブラリ]領域にある
[参照]をクリックします。
FactoryCloudLibrary フォルダの内容を削除するには、
[フォルダを削除]をクリックします。
注: ライブラリ フォルダを削除すると、ダウンロードされたすべてのクラウド ベースのアセットは、使用される前に強制的に再度ダウンロードされます。
- 自動プロキシ検出は、インターネット エクスプローラの[インターネット オプション]にある[LAN の設定]でコントロールします。通常の Web 参照のために「自動検出」設定を保持しておくことが望ましい場合もありますが、その際、クラウドベースのアセットのダウンロード中にパフォーマンスが低下することがあります。[自動プロキシ検出を無効化]チェック ボックスをオンにして、既定の LAN 設定の動作を選択的に上書きすると、パフォーマンスが向上します。
- アセットの作成時に自動画層編成機能を使用するには、[ファイルから画層をロード]フィールドにファイルを入力します。このフィールドには、画層選択リストの作成時に参照する画層が含まれています。アセットを画層に関連付けると、アセットをレイアウトに配置する際に、関連付けた画層に自動的に配置されます。アセットを作成するときは、(ここで指定したファイルから作成された)リストから画層を選択したり、新しい画層を追加することができます。
- アセットの配置時にコネクタを表示するには、[コネクタにスナップ]を選択します。許容差は、スナップがアクティブになっている 2 つのコネクタ間の距離を示します。
- アセット ライブラリへのアクセス時に参照する既定の Inventor プロジェクト ファイルへのパスを指定します。選択したプロジェクト ファイルに関連付けられたライブラリは、AutoCAD のアセット ブラウザに表示され、AutoCAD で Inventor のアセットを使用することができるようになります。既定のプロジェクトは、[現在の図面のプロジェクト ファイル]フィールドで別のプロジェクトを指定した場合を除き、すべての AutoCAD 図面で参照されます。この設定は、現在の図面にのみ適用されます。
アセット情報を指定のプロジェクト ファイルと同期するようにするには、[同期前に Inventor のアクティブなプロジェクトの設定に使用]チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオフにして、別の Inventor プロジェクト ファイルを開いている場合は、このプロジェクト ファイルに、配置したアセット情報が同期します。
- アセットの配置時に使用する自動画層編成機能をオンにするには、[自動画層編成を有効化]をオンにします。パブリッシュしたアセットで画層プロパティを指定すると、アセットをレイアウトに追加する際に、この画層にアセットが自動的に配置されます。
- 場合によっては、AutoCAD Factory アセット チェーン プロセスで非標準のアセットの長さが作成され、カスタム アセットに自動的に変換されることがあります。 [チェーン内の非標準アセット インスタンスのカスタムの色を有効化]チェックボックスを選択して、既定の赤を無効にし、カラー パレットからカスタムの色を選択します。